こんにちは、林なつ子です。
わたしは10年間で、約300社以上の経営者やリーダーの方の
経営理念・ミッション・ビジョン構築に、関わらせていただいてきました。
これまで
多業種に渡る経営者さんと一緒に、あらゆる経営課題と向き合ってきたのですが、
経営理念作成を通じて、社員も会社も取引先もすべてを成長に導く推進力を与える支援をさせていただいています。
実際、
わたしの所にいらっしゃる経営者さんの多くは、
こんな悩みを持たれています。
会社を良くしていきたいという思いは強いが、どうしたらいいかわからない もっと地域や社会から必要とされる会社にしたい 会社を拡大させたいが、商品サービスの質は低下させたくない 危機に強い会社にしたい これまでは利益優先でやってきたが、今後は会社の存在意義を含め、腰を据えて経営したい |
社員のモチベーションが続かない 人の採用がうまくいかない、採用しても長く続かない 社員が増えたので会社の一体感が薄まっている 社員や取引先の人間関係に理不尽な問題ばかり起きる 社員の能力をもっと引き出したい 会社としての指針や価値観を社員に示したい |
自分の思いだけで会社を引っ張ってきたが、この先、会社の成長を業界を含め限界を感じている 自分の思いや理想をどう伝えればいいかわからない 自分自身の大切にしている事と今の経営が合致していないのではないか? 社員が安心してついてこれるように、自信を持って社員に意思を示したい 何の為に経営しているのか自分自身を改めて問い直したい 今後の経営の目標を明確にしたい |
ビジョンに共感してくれる人を集めたいが、どうしたらいいかわからない 困難を一緒に乗り越えてくれる右腕を育てたい 給与ではなく理念で人を集めたい |
これらは実際、多くの経営者さんが抱えている悩みです。
そしてこういった悩みを解決するために、
大半の経営者さんは、こんな事をしてしまいがちです。
勉強会で学んだ事をそのまま受け売りで伝える 本で読んだ成功手法をそのまま取り入れる その場の感情にまかせて話す 過去に成功したやり方を重視する 自分の価値観を社員に押し付ける 自分が正しいと思う理屈で説得する 過去のヒット商品や奇抜なアイディアに頼る |
もちろん、経営者さん自身も自分の会社をより良くしようと必死に悩み、
そのような解決策を実践している事と思います。
しかし、それらを頑張って取り組めば取り組むほど、
・社員が不信感を募らせたり
・話せば話すほど、社員との溝が出来たり
・会社としての一体感が無くなったり
・企画してもすぐに破綻する事が繰り返し起こったり
・目的を示せない事で停滞したり
・既存の事業から脱却できなかったり
・新しい事業の方向性が見えなかったり
・お金だけの為の事業になってしまったり
というような、問題が起こってしまうのです。
一体なぜそんな事が起こってしまうのでしょうか?
その理由は、これらの問題が全て、表面上にあるものだからです。
実は、
その表面上に潜んでいる奥底に存在する、根本的な問題を解決できていないことが、大きな原因なのです。
根本的な問題を野放しにしたまま進めることで、会社を良くしたいと思って取り組んでいるはずなのに、むしろどんどん良くない状況が起きてしまうような事態になってしまうのです。
これって、とても勿体ない事ですよね?
ここでお伝えしておきたいのは、経営者自身は、決して努力を怠っているのではなく、
むしろ会社を信じて頑張って取り組んでいるからこそ、起きやすい問題だということです。
一生懸命努力すればするほど空回りし、気がついたら悪循環の罠にはまってしまうのです。
色々な経営本で勉強もしたり、
忙しい合間を縫って、それなりの時間とお金を投資してきたはずなのになぜかうまくいかない。
「一体なぜうまくいかないんだろう?」
「この先どうしたらいいんだろう?」
と、解決の糸口が全く見えなくなってしまう。
この気持ち、すごく良くわかります。
だからこそ、わたしが伝えたい事があります。
それは、そもそも会社の根底の部分である軸が整っていなければ、どれだけ努力したとしても決して実らないということです。
わたしはこれまでそういった多くの経営者の方々を数知れずみてきました。
熱意を持って起業したのに、目先の利益や目標に追われるがあまり、本来の目的をいつの間にか見失い、大切な社員や顧客がどんどん離れていってしまう社長さんの姿を。
義務感だけで会社を継承し、社員さんや経営全般に対する姿勢が本気になれず、ここぞという決断力や粘り強さが発揮できず苦しんでいる二代目社長さんの姿を。
これらは、決して経営者さん本人が悪いわけではないのです。
そうではなく、見ている視点が異なるだけのです。
どういう事かというと、
多くの経営者さんが解決する手立てだと信じて努力し、もがいている部分というのは、経営を一本の木と例えるなら、まさに枝葉の部分だからなのです。
経営者としてまず最初にやるべきことは、枝葉の部分ではなく、太い幹を育てていくこと。
そのために、まずは会社の根本である根っこをしっかりと大地に張る必要があります。
ちなみに根っこの部分とは、いわゆる経営者としての強い思いや信念といった部分です。深い地中まで根を張り巡らせることができれば、太い幹が育ち、やがては実をならすことができるでしょう。
このようにしっかりとした根を張らせ、太い幹をつくること。
それがまさに「経営理念を作成する」という作業なのです。
そもそも「経営理念」にはこういう役割があります。
1. 経営する上であらゆる判断の基軸となるもの 2. 組織の行動指針を示すものとなるもの 3. 社内外に対し会社の方向性を指し示すもの |
では、
ただ経営理念を作ればいいというものかというと、決してそうではありません。
よくあるのが、
安易にセミナーや合宿に参加して、一晩で一気に作る
というものです。これらのケースが、実際多く存在します。
しかしこれは、正直な所、全く意味がなく、
ただのお飾りのような「経営理念」が出来るだけなのです。
例えば、知り合いの経営者さんで、数十名が集まって作る1泊2日のセミナーに参加した方がいらっしゃったのですが、そのセミナーでは充分に向き合う事ができず、「本当にこれでいいのか?」と思いながらも経営理念を作られたそうです。
こうして迷いながら完成した経営理念は、結局社内に公表するタイミングを失い、机の中にしまったまま。何度も見直そうかと思ったりもしたそうですが、自分で考えるのがおっくうになり、そのまま5〜6年が経過。未だに社員に対して明確な指針を示すことができない状況だそうです。
このように
社内に会社の指針やビジョンを示せずうまくいっていない経営者さんのほとんどは、自分が納得して作った経営理念をもっていないことが原因です。
それによって、経営者自身は
・奥底ではその思想や考え方を信じていない為、言動の不一致が起こる
・自分の考え方や経験に基づいて伝えることができない為、浸透しない
・周りの評価や批判を気にするがあまり、判断に矛盾や迷いが生じる
というような状態になりがちです。
結果、
■社員からの信頼が得られず不信感が深まる ■社員が育たず離職が相次ぐ ■明確な判断基準や評価基準を社内で示せない ■重要な決断をいつまでも後回しにする |
というような問題が起きてしまうのです。
これらの問題は度重なって、あらゆる現場で起こります。だからこそ、安易に作るのではなく、自分の会社だからこそ作れる「深く腑に落ちる本物の経営理念」をつくる必要があるのです。
ちなみに
ここでいう深く腑に落ちる経営理念とは、下記のようなものです。
・経営者自身の信念や哲学が反映されたもの
・会社全体の重要な決断・行動の判断軸を担うもの
・会社の目指す目的やゴールがひと目でわかるもの
・会社の価値観や価値の指標が明確になったもの
さきほどお伝えしたとおり、経営理念はただ作ればいいという訳ではなく、当然セミナーで一晩で完成するようなものではありません。
経営者であるあなたが、本当は何を求めているのか?
経営者として大切にしている価値観や信念はなにか?
何の為に会社を経営していくのか?
会社の本当のあるべき姿やめざす未来とはどんなものなのか?
会社の存在意義や使命は何なのか?
会社としてどんな価値を提供していくのか?
などを明確にするからこそ、深く腑に落ちた本物の経営理念になります。
深く腑に落ちる経営理念を作成すると、こんなメリットがあります。
【恩恵1】意思決定や行動に対する質とスピードが飛躍的に上がる 【恩恵2】社員のモチベーションが常に高く、仕事が楽しいと感じる 【恩恵3】何もしなくても、理念に沿って社員が動くようになる 【恩恵4】発信力が強まり、共にビジョンを実現したいというお客や取引先が集まる 【恩恵5】困難な時やピンチの時に、ビジョン実現の為に社員が一致団結する 【恩恵6】中長期のビジョンがしっかり描けるようになる |
わたしたちは、
このような、深く腑に落とされた経営理念の事を、
『魂レベルの経営理念』と読んでいます。
それはつまり会社の真の存在意義を示すものとなり、全社員の強固な指針となるのです。
ここで魂レベルの経営とはどのようなものかをお話していきましょう。
経営の考え方をそれぞれ、「頭経営」「心経営」「魂経営」に置き換えてみます。
「頭経営」とは、社会や環境につくられた解釈や常識に従った経営をいいます。
「頭経営」を行っていることで、このような事がおきます。
○ 他社の成功談や、やり方をそのまま自社で導入する ○ 理解ができても、納得がないので社員がついてこない ○ うまくいったとしても、本当の満足感が得られない ○ 過去の成功やヒット商品に固執する。 |
いかがでしょうか?
つまり「頭経営」とは、経営者が社会の常識を自分のやるべき事と認識してしまう経営です。感情や心は頭による理屈や社会の常識に支配され、奥底にある魂は否定されている状態なので、知らず知らず自分の感情や魂を否定しています。
経営の現場では、感性や感覚といったヒューマニズムが受け入れられにくい状態となり、社内の雰囲気は張り詰めるような冷たい雰囲気が漂います。結果、社員は理解は得られるが共感が得られない為、チーム力や一体感がない組織になりがちです。
「心経営」とは、感情や外的環境のみで揺れ動いてしまう変わりやすい経営をいいます。
「心経営」を行っていることで、このような事がおきます。
○ 方針がコロコロ変わる。 ○ 社員が振り回され長続きしない ○ 社長の気分や感情次第で経営が左右される ○ 対外的な信用が得られない ○ うまくいかないとすぐにやる気がなくなる |
いかがでしょうか?
つまり「心経営」とは、出来事に反応的で振り回されやすい経営をいいます。理屈や本質よりも感情に支配され、奥底にある魂が定まっていない状態なので、常に状況が変わるようなフワフワした状態となります。
経営の現場では、経営者自身の気分にムラがある為、気分や感情次第で経営方針がコロコロかわったり、好き嫌いのみにで判断する事が多くなり、対外的な信用や信頼が得られないという状況になったりするのです。
「魂経営」とは、感情や常識に揺るがされる事のない不変不動な経営をいいます。
「魂経営」を行っていることで、このような事がおきます。
● うまくいく、いかないに関わらず軸がブレない ● 外的な要因に関わらずやる気が失われる事がない ● 共鳴しあう人材が集まり、同志のような関係ができる ● 外的環境の変化にも、柔軟に対応しながら行動できる ● 社員やお客様、協力会社に経営理念が浸透する |
いかがでしょうか?
つまり「魂経営」とは、一般的な社会常識や心情のみで振り回されない経営をいいます。理屈や感情があったとしてもその奥底にある魂、つまり原理原則を起点とした調和がとれています。それにより柔軟でありながら軸がブレがない経営が可能になります。
経営の現場では、会社の判断軸や原理原則に基づいた経営を行う為、特定の感情や常識に振り回されることがありません。重要な判断局面でも、その原則に従った判断をすることで、一時的にはうまくいかない事があっても、成功するまで柔軟にチャレンジする事ができるため、長く安定的な経営をすることができるのです。
私が行なっている
「深く腑に落ちる!魂レベルの経営理念作成コース」では、魂経営としての経営理念を作成してもらっています。
魂レベルの経営理念を作る事で得られるメリットは、下記のようなものが上げられます。
深く腑に落ちているから・・・
理念と行動が一致する
説得力が違う
一切の迷いがない
本当の同志や仲間が集まる
多くの人に浸透する
逆境や困難に強い
理念と行動が一致するから、尊敬される会社になる
つまり、ひとことでいえば、
魂レベルの経営理念を作ることにより、
長期に渡り、社員も取引先もお客様も社会も、全てを成長に導く推進力をもつ組織をつくることが可能になります。
なぜなら、
会社全体が不変不動の指針を持つことで、組織そのものがまるで人格を持つような、一体感を持つことができるようになるからです。
そうすることで、
みんなが同じ方向を向く会社になる 社会から必要とされる会社の土台ができる 100年続く会社の基盤ができる 逆境や危機に強い会社になる 競合のないオンリーワンの会社になる 社会に愛される貢献価値の高い会社になる 社員と社員の家族を幸せにする会社になる 不況に負けない財務体質ができる 会社に誇りを持つ人材が増える 一人あたりの労働生産性が上がり続ける 自分と会社の成長が一致する社員が増える |
といった会社をつくることができるようになるのです。
さらに、この「深く腑に落ちる!魂レベルの経営理念作成コース」では、言葉としての経営理念を作ってもらうと共にそれを絵・イラストで可視化させた「経営ビジョンマップ」を作成します。
「経営ビジョンマップ」とは、経営理念を一枚の絵図にまとめたものです。
「経営ビジョンマップ」を作る事で、経営理念も経営ビジョンマップもどちらも同時進行でつくっていくので、より洗練され、腹に落とし込みやすいのです。
また、「経営ビジョンマップ」は、言葉だけで伝わらない考え方や概念を一瞬で伝えることができます。
事実、実際過去の経営ビジョンマップを作成された方々の実に99.9%の方が、期待していた以上の効果があったと評価いただいています。
さらに、マインドマップ開発者であるトニー・ブザン氏にも賞賛いただいている、高い品質と実績を誇るマップとなっています。
経営理念を作成した後に、多くの経営者さんが抱える問題の一つに
「経営理念が伝わらない、浸透しない」
という課題があります。
経営理念を広く伝え、浸透するのに、とても多くの時間とエネルギーがかかってしまうのです。
経営理念を社内で発表するときは、短時間でその内容を伝えようとしても限界があります。
例えば、
経営理念としてよく使われる「幸せ」というような抽象度の高い言葉は、一人ひとり持っている価値観や定義が違うので、背景や理由、事例などを通じて伝えたりして、さまざまな方法で伝えていく必要があります。
その点、ビジュアルには言葉の数千倍の情報量があると言われているため、経営理念がビジョンマップで表されていることで、言葉では伝えられない概念を、一瞬で広く深く伝えることができます。
経営理念を浸透させるうえで、伝える作業はとても重要なプロセスです。そういう意味で、視覚化されたビジョンマップをもとに言葉で伝えることで、より深く広く、効果的に共有していくことが可能になります。
不動な信念やミッション・ビジョンが言葉と絵に書き表されている為、それを見ればいつでも自分の原点に立ち返ることができます。時代の変化や思わぬ環境の変化にも素早く柔軟に対応し、ぶれない軸や判断軸を持てるようになります。
絵のパワーは絶大です。言葉で伝えるとしたら何時間もかかる事を一瞬で深く広く伝えることができます。相手の記憶にも焼き付けることができますので、「同志・仲間を集めたい」「社員にビジョンを浸透させたい」「社外に自社の理念を発信していきたい」という方には最適です。社長が何度も伝えずとも、経営ビジョンマップを経営理念発表会や人材採用のタイミングや、ホームページ、広報などの場面に活用していくことで、効果的に伝え広めていくことができます。
共感や応援者を集めたい。そんな時にこの経営ビジョンマップはとてもパワフルです。図で伝えることでより正確に伝えることができますし、イメージ化に抽象度の高い微妙なニュアンスも伝えることができます。今ある事業や新規プロジェクトの賛同者を集めたい時にこの魂経営ビジョンマップを使って話すことで、共に実現したいという人がこの指止まれ方式に自然に集まってくるようになります。
以上が経営ビジョンマップの効果となりますが、
実際の具体例として、クライアントさんの声と作成してもらった経営ビジョンマップをご紹介します。
弁護士法人グループ 代表 N様 (専門サービス業 社員100名以上規模)
会社経営やっている中で、ぼやっとしたものがありました。
社員に伝わらないという思いもあり、グループ全社員が目指すべき方向性と道筋を明確にして伝える必要があると思い、経営理念を作成することにしました。思った以上に、掘り下げと過去にさかのぼり、未来まで進むイメージを想起させていただきました。
過去、現在、未来。とても深く引き出してもらえるな・・という感じです。
実際出来てみるとスッキリ!しっかりと自分のイメージを言葉化できました。細かい表現も文章化まで持っていけてとても満足しています。完成した経営ビジョンマップは地球が真ん中にあって驚きました。自分が最初に作成したホームページと全く同じ!!
今から拡げていくというイメージなので、地球全体が一番大事だと思うし、過不足なく上手に想いが表現されていて凄いなと思いました。事務所に飾りたいと思います。
過去を振り返ると未来がみえるので、経営者はもちろん、親も教育者も、いろいろな人と関わりのある人は、ちゃんと悔いのない人生を送るには、絶対に必要な事だと思います。
住宅建築業 代表取締役 H様 (社員10名規模)
今まで会社としての基本となる考え方など今迄考えた事になかったので、社員も何をみて動くのか?というところが明確になったという意味で本当によかったと思います。将来の方向性と今の動き方を具体的に考える事ができました。現在進行中の新事業の方向性とビジョンに直結したビジネスモデルが出来た事が一番の成果です。
ビジョンマップは、非常によく表されていて凄くいい!色も素晴らしく気持ちが明るくなる感じが良いですね。これからは日頃から使っていきたいです。名刺の裏に印刷する、会社のHPやイメージとして発信するなど、いろいろ活用できます。端的に説明できるし、興味喚起があっていいですね。
経営者って忙しすぎて見つめ直すという機会がなく、日々に埋もれてしまうと思うんですね。改めて自分を見つめ直す、前向きに生きていく助けになります。これは絶対やったほうがいいと思います。
専門サービス業 代表取締役 W様 (グループ員100名規模)
私が何かにつき動かされるように、天に導かれるようにやってきたこの仕事は、必然的な道筋だったということを、過去の洗い出しを通じて知る事ができました。
全ての使命には使命になるだけの理由があるのだと思います。それを教えていただきました。“人生は一度しかない”といつも思ってやってきました。そしてそれが自分の一番のエンジンだと思ってきました。しかし、そう強く思えるのにも、理由(根拠)が自分の深いところにありました。
漠然としたビジョンを具体化してイラスト化してより伝えやすくなったと思います。
一度しかこの人生はありません!全力で輝く世界を楽しんで味わって生き抜きたいと思います。ありがとうございました。
税理士事務所 代表 N様(社員5名規模)
税理士だけではなくセミナー講師やコンサルなどをやっているのですが、ひとつの軸やベクトルの向きが違うものをやっているとするとフラフラしてします。自分としても関連性してやっていることがぶれていないか確認したいと思いました。 もともと思っていた人に伝わるような取組みをしていたけど、なぜちゃんと伝えたいと思っているのか? 家族についてのエピソードから「家族を大切にする」「家族を守る」ということから、「経営者は家族を守らなくてはいけない」「その先にある社員の家族を守っていかなきゃいけない」というが明確になり、そのために経営計画書を作らなきゃ行けないと一本に繋がりました。それが『家宝となる経営計画書』というカタチとして軸になったことが大きいです。
行動していく上で明確な判断基準ができたのが大きいです!ビジョンマップができ、ひとことで言うと嬉しいです。思っていて言葉では表せないものを表現できるんだなと思いました。イメージってとても大事だし、イメージがでてきたことが感動です!
方向性はほんのちょっとのことで見失ったりしてしまうので本当の自分の価値を見つけたい人はやったほうがいいでしょう。がむしゃらで色々やってきたけど、今後、あふれる情熱をもってやってきたいがそれがどんな事かが分かりたい人はやったほうがいいと思います。
商社経営 代表取締役 A様 (社員10名以上規模)
失敗体験から不変の共通性を見いだすという所がユニークだと感じました。
失敗の共通性を見ていく事で、親に期待していたんだなということもわかりました。自分は家族の繋がりを大事にしていたんだという再発見しました。会社やコンサル業よりももっと上位概念の使命や志を作った事がとても良かったです。個人の自己実現というところに行き着いて1本の筋が通った感じです。そして志を実現する為の道筋が見えました。最終的な目的地が見つかることで、会社経営と自分がやりたかったコンサル事業がつながり道筋と定義が見えた事がとてもよかったです。
セッションの時、わたしの話をしっかり聞いてくれましたし、うまく言葉で表現できない時に、こういう事ですか?という助け舟を出してくれたことが大きいですね。言語化能力がないので、例をたくさん上げてもらったので説明しやすかったです。
ビジョンマップを作成してみて、画像の力ってエネルギーは大きいと思うので、みてわかる!ワクワクするって感じは凄くいいなと思いました。構成もとても上手です。できたビジョンマップは今は会社の入口に飾ってあります。自分も社員も毎日見てくれていますね。今後はホームページをリニューアルするので、そこに紹介しても良いですね!今後はできるだけざっくばらんに話し合えるよう、自分らしく伝えていきたいと思います。
営業代行業 代表取締役 T様(社員20名規模)
振り返ることができて人生を含めて1人でもできなかった事を色々紐解いてくださって、自分の価値観がわかるようになりました。大切にしているもの、譲れないもの。これらは自分では絶対気づけなかったものです。今までは過去の事をなどをマイナスにとらえていました。それが私の特徴でもあり、強みでもあるとわかったし、受け入れられました。私は自己肯定感が低いのでとても気が楽になった。自分が少しでも認められるようになりました。漠然としていたものが明確にすることで誰かに伝えやすくなると思うし、自分でも不明瞭だった部分が埋められるようになりました。自分に対しても「こうするんだよ、こうしたいんだよ」ということを改めて言い聞かせることができました。
ビジョンマップを作成することで輝かしい指針ができました!ひとめてわかって、楽しくてワクワクする仕上がりになっている。ちゃんとメッセージも入っている。
スタッフにとって無理なく受け入れる事ができるものなのだと思うので早速共有したいと思います。たくさんの「プロコ」ストーリーを育てたい。そうすることで私も社員も会社も繁栄し、やってよかったと思うし幸せになるんだろうと思います。どんな思いで創業したのか、何をもって経営しようとしていたのか、私利私欲だけでなく社員の事を考えていて、間違ってなかったんだなということが確認できました!誰かに役に立てるんだなと思えたことが成果です。
ここで、経営理念コースの全体像をご紹介したいと思います。
【このコースで完成するもの】
コース内で完成する主なものとしては下記の3となります。
1.あなたの会社の経営理念
2.経営理念を1枚の絵図にまとめた経営ビジョンマップ(カラー/A3サイズ)
上記2つを、
・完全個別の対話形式セッション
・ホワイトボードで視覚化しながら、思考の掘り下げと整理
・セッションは各ステップ2.5時間〜5時間
・トータルで最短3日間
といった内容で完成させていきます。
【コース概要】
コースは、フェーズ1〜3で構成され、経営者軸と会社軸をそれぞれ明確化した後に、経営理念として統合していきます。
【フェーズ1】1日目では・・・
■経営者軸を明確化する[4時間+2.5時間+2.5時間=計9時間]
◎一貫している信念 ◎他者に果たしてきた役割 ◎理想像と人生の目的
これらを明確にすることで経営者としてのミッションを発見していきます。
【フェーズ2】2日目では・・・
■会社軸を明確化する[2.5時間+2.5時間=計5時間]
◎会社・商品・社員の価値洗い出し ◎社員・お客様・地域・社会への貢献
これらを明確にすることで会社の存在価値を発見していきます。
【フェーズ3】3日目では・・・
■経営者軸と会社軸を統合する[計5時間]
◎フェーズ1・2の内容を統合し、経営理念を作成
◎経営理念を経営ビジョンマップとして作成する
これらはいずれも、深く腑に落ちる魂レベルの経営理念を作成する上で、必要不可欠となるものです。
経営者個人としての信念や夢や使命といったものを明確にし、会社としての価値や理想像と統合していくことで、ひとつひとつ納得しながら、言葉化と視覚化をしていくことで、より深く落とし込んでいくことが可能になるのです。
同じような経営理念作成の手段として、集団でやるセミナーに参加するというものがありますが、集団でやるセミナーとの圧倒的な違いはなにかというと、十分な自己開示ができないという事です。
複数で行うセミナーですと、プライドが邪魔をして自分が思っている本音のところの部分であったり、不安に思っていたりする部分が十分に開放されなかったり、自分や会社に向き合う時間が不十分だったりして、モヤっとしたままで経営理念作成に進む危険があります。
腑に落ちる経営理念を作る上で、この自己開示の量と質は最も重要なプロセスの1つです。なぜなら自分の奥底にある恐れだったい怒りや悲しみにこそ、魂レベルの情熱や信念などの根幹部分が隠れているからです。
ここでは、十分な自己開示により、魂レベルまで深く掘り下げていく事で、過去からずっとモヤモヤしていた事の根底にある原因を突き止め、核心にふれていきます。解のプロセスを踏むことで、経営者としての根幹となるぶれない軸を作っていく事ができます。
このコースは、完全マンツーマンであり、私はこれまで何百人の経営者の気づいていない内面を引き出し、方向性や理念を明確にする支援を行ってきました。
経営者としてゆるぎのない軸をもとにして作られた経営理念とそうでない経営理念では、納得度合いや自信と確信の深さが違います。結果、複数で一緒に作るものをとは全く質の異なる経営理念を作ることが可能になるのです。
短期的には・・・
【モチベーションが変わる]
・社員や取引先に方向性が明確に指し示せるようになる ・社員の会社に対する貢献意識が高まり、モチベーションが上がる ・採用活動が効率化し、採用率が上がる ・社員に対し、思いが自然に伝わるようになる |
中期的には・・・
[理念が浸透しはじめる]
・都度言わなくてもわかるようになる、できるようになる。 ・社員や幹部と深い信頼関係ができる ・社員が共にビジョンを実現する同志のような存在となる ・個人の能力が発揮しやすい職場ができる ・自立型の社員が増える ・後継者や幹部・役員が育つ ・求人に困らなくなり、採用経費が減る ・優秀な人材が集まり社員の定着率が上がる。離職率が下がる。 |
長期的には・・・
[理念に沿って自ら考え行動できる組織ができる]
・会社に誇りを持つ人材が増える ・地域や社会に貢献していく人材が育つ ・社員が会社のファンになる ・新規事業を起こす人材が育つ ・一人あたりの労働生産性が上がり続ける ・自分と会社の成長が一致する人が増える ・取引先や顧客から信頼される人材が育つ ・自然に育つ風土により人材育成費の低減化が進つ |
短期的には・・・
[目指すべき方向が明確になる]
・かたくるしくない、一目見ただけで理解できるビジョンマップとしての経営理念が出来る ・行動規範や共通の意思決定基準ができる ・10年ビジョンが明確になる ・中長期の計画が立案できるようになる ・経営者・社員ともに言動に一貫性がでてくる為、社内への不信感がなくなる ・存在価値が定まることで、今後の事業の方向性が明確になる。 ・経営者としてぶれない軸を定めることで危機に強い会社をつくることができる。 ・どんな事で社会に貢献していくかが決まる ・判断軸を見失いそうになった時に、すぐに軌道修正することができる ・お客様や取引先にも理念が浸透し、信頼関係が築けるようになる |
中期的には・・・
[ビジョン達成の土台ができる]
・アクシデントや不測の時代でも、柔軟に対応できるようになる ・社員が増えても、サービスの品質が維持向上できるようになる ・地域貢献企業として、取材・紹介されるようになる ・労働生産性が上がる ・機動力や修正力の高いフレキシブルな組織になる ・自社に合った経営の仕組みが自然にできるようになる ・社長の能力に頼りすぎない経営が実現する ・会社・商品サービスのブランディングが進む ・拡張しても、安定した組織が作れるようになる |
長期的には・・・
[成長し続ける会社の基盤ができる]
・リーダーの多く存在する組織になる ・理念に根ざしたグループ会社ができる ・社会から必要とされる会社の土台ができる ・100年続く会社の基盤ができる ・逆境や危機に強い会社になる ・競合のないオンリーワンの会社になる ・社会に愛される貢献価値の高い会社になる ・社員や社員の家族を幸せにする会社になる ・社会評価が高い会社になる ・不況に負けない財務体質ができる |
短期的には・・・
[自分軸が確立する]
◎個人として
・迷いや不安がなくなり、ブレがない軸ができる ・経営者個人のミッション・ビジョンが明確になる ・感情に左右されず、コントロールできるようになる ・日々のストレスが減り、健康になる ・人生が充実する、貢献感が高まる ・指針や立返るものがあるから迷いがなくなり、不安要素が減る。確信をもてるようになる。 ・自分がなぜ経営をしているのか、この会社で働いてるのかが明確になる ・今の経営理念がしっくりきていなかった理由がわかり、しっくりくる経営理念ができる |
◎経営者として
・目先の損得や善悪だけで判断しないようになる ・社員の事が深く理解できるようになる ・経営者としての自信(自尊心)が備わる ・どんな状況でも、即座に対応する判断軸を持つことができるようになる ・企業の思いと、自分自身の思いの方向性が合致する |
中期的には・・・
[自分の思いと会社経営とのバランスがとれる]
◎個人として
・人生と経営の調和がとれ、コントロールできるようになる ・時間とエネルギーを費やせば費やすほどモチベーションや充実感が高まる ・日々のストレスがなくなり、健康を維持できる |
◎経営者として
・貢献感が高まり、自己重要感が高まる ・収益改善が進むことで、経営の自由度が上がる ・確固たる自信がもてるようになる |
長期的には・・・
[仕事が楽しすぎて辞めたくなくなる]
◎個人として
・人生に感謝が生まれる ・自分を慕う多くの人が集まりプライベートでも貢献できる ・物心ともに調和のある安定した生活が送れる |
◎経営者として
・生涯現役でいられる ・安心して後継することができる ・どんな事をしていても使命感を感じられる |
社員が20〜30名以上規模に急成長し、意思共有の必要性を感じている方 社員10名以下の規模で、人の入れ替わりが激しいが打つ手がないと感じている方 過去に経営理念を作成したが、腑に落ちておらず、今の経営にブレが生じている方 これまで一人経営をしてきたが、今後は社員を雇い会社を拡張していきたい方 先代の会社を受け継ぐことが決まった二代目、三代目の継承者様 会社を深く理解してくれる後継者を育成したい方 行動規範をつくって、社員が育つ仕組みを構築していきたい方 今でもある程度成功しているが、今以上に社員を増やし事業拡大をしていきたい方 |
※建築・設計・不動産業、製造業、サービス業、IT系、物販、弁護士・税理士・司法書士事務所、医療・クリニックなど、業種業界は問いません
※これらの対象でない方も、参加いただくことが可能です。
「深く腑に落ちる!魂レベルの経営理念作成コース」は具体的にどのようなの流れと内容になるかをご紹介させていただきます。
大きな流れは下記の6ステップとなります。具体的には以下のようなものです。なぜこのよう6ステップにも分けて行う必要があるかといえば、深く腑に落ちる本物の経営理念を作る為には、ひとつひとつのあなたの考え方や定義をなんとなくではなく、しっかりと腹に落ちるレベルまで深めながら進めていく必要があるからです。
深く腑に落ちる経営理念を作るために、コースでは一方方向の作業ではなく、相互の対話を繰り返しながら作成していきます。そしてその対話はただ対話をするのではなく、目的・ゴールをもとに行っていく事が大切です。
このコースでは具体的には各ステップごとの目的を持って、言語化を行っていきます。
それにより、自分の中の腹落ち度合いが深くなり、あなたの中でまるでルーレット玉のようにストン!と落ちていく体感を得ていただく必要があります。
各フェーズの内容は具体的には下記のようになります。
フェーズ1では、まず経営者としての軸を明確にしていきます。
会社経営をする上で、まず第一に最も重要なのは、経営者としてのあなた自身がぶれない軸を持っている事です。
自分の信念や使命は一体なのか、何の為に経営するのかを明確にする事で、どんな困難にぶち当たった時でも、不安や迷いを乗り越え、理想に向かって挑戦し続ける強い情熱を持ち続けることができます。
さらに、行動する上で周囲の価値観や常識に振り回される事なく進むべき方向に沿った判断基準の基ができるようになる為、このフェーズ1は、深く腑に落ちる経営理念を作成する上で、最も重要な位置づけとなっています。
フェーズ1は、具体的には以下のような流れで行っていきます。
プログラムのまず最初のステップはホワイトボードを使って、過去から現在までの人生の棚卸しを行います。
過去から現在まであなたが無意識に求めているものや、大切にしているものをひとつひとつ引き出していきます。エピソードや感じた事、考えた事などをお聞きしながら、言葉や絵にあらわしていき整理していくことで頭の中にあるモヤモヤがスッキリ整理され、その奥底にある本質的な部分が洗い出されます。
自分自身をまるで他人のことのように客観視しながら深く掘り下げることで、あなたが気づいていない一貫して変わらない不変不動の信念が明らかになっていきます。
このセッションが終わる頃、あなたはご自身が想像していたものとは全く違う自分を知ることになるでしょう。
心の奥底に隠れている本当の思いや情熱、信念といったものがいったい何なのか、なぜそうなのか?をしっかりと確信して掴むことができるようになります。
それにより今まで自分が否定してきた事やだめだと定義づけしていた事の本当の原因を理解することになります。その根本的な原因がわかり、今まで全く無意識にあった想いが確信に変わることで自然に情熱が湧いてエネルギーがみなぎる感覚になるでしょう。
最後にはそれらを言葉化して落としこんでいきますので、さらに自分の中に深く落とし込んで次のステージに望むことができるようになります。
ここでは、1で明確にした不変不動の信念を客観視していきます。
具体的には、あなたが持っている信念と今までの経験や能力や才能により、どんな人に対してどんな役割を担ってきたかが明確になることで、あなたの気づいていなかった価値が明確になり新たな方向性が見えてきます。
セッションで言葉化や視覚化を行いながら対話により整理していきます。今まで気がかりに思っていたことや引っかかってきた事も、ひとつひとつ丁寧に紐解いていくことで頭がどんどんスッキリしていくことが体感できるでしょう。
そうすることで、あなたの人生におけるあらたな方向性を見出すことになり自分が本当に目指す理想が見えてくるでしょう。
ステップ2までで明確になった信念と価値を活かすことであなたが今まで気づいていなかったベクトルが見えてきます。どんな未来が待っているか?最終的にあながた目指す人生の目的は何か? といったテーマを落とし込んでいきます。
そうすることで過去から現在そして未来が統合され、あなたの人生における本当の使命が明確になり、ワクワクする気持ちと使命感という大きなエネルギーが内側からどんどん湧いてくるようになります。
未来の理想像は今まで、あなたが描いていたものと全く別のものになるかもしれません。それは自分がずっと忘れていた記憶を呼び覚ます作業でもあります。
理想の未来と人生の目的。そして人生の使命を一気に明確にし言葉に表すことで、覚悟と情熱が生まれます。それは決して無理やりではなく、あなた自身が本当に望んでいたことです。今まで眠っていた無意識なものを表に出し、問いをたてることであなたの求めているゴールが明確になります。
自分の使命と人生の目的が明確になることで経営理念に驚くほど自然に落とし込んでいくことができるようになり、経営理念を真に自分のものにすることができるようになります。
フェーズ2では、いよいよ会社の軸を明確にしていきます。
会社における本当の価値を洗い出しを行い、明確にしていく作業を行います。そうすることで、今まで気づかなかった新たな価値を見えてきます。そして、会社としての理想の未来像を問い直し、新たな価値と照合していく事で、新たな自社の可能性を見いだすことができるようになります。
あなたの会社における現在までのリソース(経験・スキル・ノウハウ・人財・信用・実績など)を商品サービス、先代、社長自身、社員それぞれから価値の要素を洗い出し、客観的な視点やこれからの時代のニーズなどの視点でみることで、本当の価値を明確化する作業を行います。
そうすることで、企業としての存在価値を定める指標が明確になります。これは経営理念として統合する作業には欠かせないプロセスとなります。なぜならこの指標を持つことで、3までで行ってきたあなた軸の要素をどのように経営において実現していくかという問いを決定するための重要な道標となるからです。
そしてこの時、全体的な物事を今までとは全く違う視点で見ることができている為、考えてもみなかった会社の方向性や戦略といったもののイメージが頭の中に見え始めることでしょう。
フェーズ3ではいよいよ、フェーズ1・2で明確にした経営者軸と会社軸を統合し、深く腑に落ちる経営理念と経営ビジョンマップの作成していきます。
それにより、経営者を軸とした考え方と企業を軸とした考え方が完全に一致し、納得のいく経営理念をすんなりと落とし込む事が可能になります。
具体的には以下のような流れになります。
いよいよ経営理念を形づくっていく作業となります。
4までの過程で経営理念をつくる上で必要なあなたのミッションと会社の本当の価値が明確になっているので、その2つを統合し、会社として究極的に何を目指すのかを明確にしていきます。
経営理念作成では、言葉化することよりも以前に何の為に経営するのかとするかというとてつもない大きな問いの答えを出すのに膨大なエネルギーを費やします。一人でその作業をする場合、頭の中で考えれば考えるほどまとまらなくなるといった事態になるケースをみかけます。しかしながら、このコースのプロセスでは、ただ頭を浪費して疲労困憊してしまうという心配はありません。
なぜならあなたの目指すべきゴールやミッションは、既に自分の中に落とし込まれているので、それを会社経営において何を目指すのかを定義するだけだからです。
ここでは、経営理念の案をどんどん書き表していきます。この時あなたは人生と経営における大きな方向性を全く同じものとして見いだすことができるようになっています。今まで自分と仕事、自分と会社経営の2軸について散漫になっていた事が全て1つに集約される事で、信じられないほど頭がスッキリして、あなたにとって今やるべき一番重要な事が何であるかが完全にはっきり見えてきます。
そうなることで、奥底に今まで眠っていたあなたの静かなる情熱と使命感が溢れてくる状態となり、 “やってやるぞ!” という気持ちでみなぎっていることでしょう。
ここでは、最終段階として言葉化して経営理念として完成させていき最終確認をします。
あなたの信念・志がしっかり反映されているかどうか?お客様、社員、パートナー会社、社会にとっての存在価値が反映されているかどうか?あるべき姿や価値観は明確になっているかどうか?…など様々な視点からブラッシュアップを行い最終的な経営理念へと仕上げていきます。
このセッションが終わる頃、あなたは誰にでも自信をもって伝えることができるようになっています。あなたの本当に願う想いと会社の目的が統合されたことで、まさしく本物の腑に落ちる経営理念が完成されるでしょう。
さらに、このコースの集大成として、経営理念や経営ビジョンを内外へ浸透させるためのビジョンマップを作成します。これによりあなたに共感・応援してくれる真のパートナー・社員が自然に集まるようになります。作成については経営理念と同様に林なつ子と一緒に構想しながら作成していきますので、ビジョンのイメージづくりから実際の視覚化まで、楽しくワクワクしながら作成することが可能です。
視覚化はあなたが想像する以上に威力を発揮します。絵は言葉の何百倍以上もの情報量があり人の感情に一瞬で訴えかけることができます。社員や取引先や協力会社など、関係者すべてに言葉では表現することが出来ない多くの情報を一度に伝えることができることで、本当に必要な賛同者が集まるようになります。
経営理念作成が完成したら、いよいよ実践。ここからが本当の意味でのスタートとなります。
経営理念に基づく一貫した行動を、経営者自らがまず実践に落としていく事が、重要です。経営理念という目的地に最短ルートで行ける経営者になる為に、理念に沿った方針を実践していく為のサポートプログラムもご用意しています。
完成した理念を実践し、成果を上げていく事で行く上で一番大切なことは、社員・スタッフ等の価値観と価値を明確にするプロセスの中で、経営理念と符合させながら、現場に落とし込む環境を整えていくことです。それはとても地道な作業ですが、〝企業は人なり〟という言葉があるように、日々の仕事の現場で理念への理解を深めながら、ギャップを埋めていく事そのものが、実は経営理念-つまり理想企業を実現する最も最短ルートになります。
具体的には、現場における行動やその元となる判断軸や考え方をディスカッションの場を設け、理念にある単語ひとつひとつの定義を互いに確認していきます。
経営理念を作ったはいいが、社員に浸透しないという経営者さんの悩みを聞きます。その根本の原因は、経営者と社員・スタッフの間で、認識の違いに気づていないからです。互いがこのギャップが具体的に何なのかを正しく認識する事で初めて、目指す目的や目標に一緒に向かう事ができます。ここが腑に落ちていないと本来目的とする行動には結びつかないのは、ご想像いただけますでしょうか?
これはまさに経営理念作成コースで行う〝枝葉の事だけ行なっていても果実はならない〟という概念そのもので、これは例え社員さんであろうが同じです。もし会社組織において、一人一人の多様な個性を発揮し、最高のパフォーマンスを発揮する組織を作られたいという方は、このプロセスは最も重要なステップとなります。
具体的には、主な事例として以下のような流れとなります。
具体的な支援内容は、事業規模や業種などによりカスタマイズします。
■経営理念発表会
(当日開催例)
⑴完成した経営理念・経営ビジョンの発表
経営理念と経営ビジョンマップ を使い、背景やビジョンを伝えます。過去・現在・未来の視点から伝える事で、ワンメッセージで伝わるプレゼンができます。
*緊張なく伝えられように、事前プレゼンを一緒に作成します
*直感的な理解を深める経営ビジョンマップ の活用
⑵経営理念を深める為のディスカッション&ワーク
・経営理念の意味を社員スタッフでディスカッションする事で、理解を深める
・社員スタッフの価値観と価値を明確にし、理念実践に繋げるワーク
■経営理念を元にした行動規範やクレド作成
(幹部or社員さんと作る事例)
⑴経営理念の共有・深掘り
⑵社員の価値観の洗い出し
⑶ディスカッションによりたたき案を一緒に作成
⑷経営理念・行動規範の実践(仮リリース)
⑸行動規範の完成・最終リリース
経営理念と行動指針を元にした考え方と実践の振り返りの会を定期開催(週1,月1など)
KIKIでは、2020年より長野県の八ヶ岳山麓にて、「八ヶ岳リトリートベース」を立ち上げ、大自然の中で、理念やビジョンを共創する場を展開しています。
日常から離れた環境で本来の自分と深く対話することで、自分らしい本物のビジョンを創る事ができます。
大自然に癒され、森の中で内観する。
満点の星空を眺め、自分の本質に気づく。
自分だけの時間を過ごす事ができます。
プライベートな森での、ネイチャーセッションも可能です。
「チームの生産性がアップし、売上1.6倍。利益に至っては約2倍に会社が成長!気がついたら2020年ビジョンがほぼ実現していました。かけがえのない人材を得たことが何よりの成果です」
(有)冨紗家 代表取締役 浅田 昌弘 様
貸布団業 社員数16名(アルバイト含む)
当初は、3代目として事業継承するにあたり、当初社長だった父親の考え方にどうしても納得できず、自分一人が仕事に追われていてヘトヘトで、自分でもどうしていいかわからず途方にくれていました。会社の存在意義や思いといったものが自分が考えるものとの乖離を感じていて、一度自分の頭の中を整理がしたい。なんとかしたいと思いがあったのです。
このコースを受けさせていただいた事で、自分ありきの会社でいいんだなと気づきました。自分らしい部分を発揮しながら経営に向かったほうがベストだと気づき、確信を持てた事が凄く大きかったです。以前は会社に自分が合わせていかなきゃいけないと思っていました。
腑に落ちた経営理念を作成し経営ビジョンマップを社員と共有してからは、自分の思いは実は社員さんに伝わっていたんだという事がわかりました。その事が明確になった事で社員さんと共に言葉に表しながら具体的に形にしていくことが固まりました。それ以降、明らかに姿勢が変わりました。
特に社員さんは、お客様に言われてやっているところから「お客様の為にどうすればいいか?」という姿勢や考え方にシフトすることで、やりがいを持つようになりました。しかも僕の思いが先にあるので、好きやってやる訳ではなく、“こういう場合どうしたらいいですか?”というような質問事項も、沢山出てくるようになりました。どういう考えをもって、何をすればいいか?何をすべきか?を社員さん自らが自分の役割を考える事で、社内の雰囲気が明らかに変わっていき、自然に成長し合う風土が出来はじめたのです。
コースを受けて4年経ちますが、かけがえのない人材が増えた事が何より大きな成果です。当初5年後にたてたビジョンが、気がづけばほぼ達成していました。自社の取り組みがメディアに取りあげられたり、地域貢献の場も増えています。現在会長である父親は社長として信頼し、認めてくれるようになりました。
結果的に、社員同志のチーム力や連携が進むことで生産性が上がることで売上は1.6倍、利益に至っては2倍近くの成果を得ることができました。このコースを受けていなければ絶対に得られなかったものです。
会社をなんとかしたいと思っている経営者であれば、絶対受けたほうがいい。安定しているようにみえている会社でも、先が見えてない経営者は多いと思います。違った角度からの光が見えていきます。長い経営人生や一度しかない自分の人生。毎日の生き甲斐にもつながってくるので、会社の為にも自分の為にもぜひ受けてほしいと思います。
(有)冨紗家 様 経営理念 |
安らぎとおもてなしの心を大切にし、
自己の成長と社会に貢献できる企業を目指します。
(有)冨紗家 様 経営ビジョンマップ |
「人生イコール経営という不離一体化を具現化する人」
カムサ株式会社(人材育成・ITコミュニケーション事業経営)
代表者 新井 雅樹 様
未来へのナビゲーターといえる存在です。
自分自身、どう生きていくか。何のためにいかに経営するかという経営者における命題。何となくボヤーっとしたイメージはわかっていましたが、林なつ子さんのプログラムを受けてはっきりと明確に腹に落とし込むことができました。
美辞麗句で飾った言葉ではない、自分自身に納得できる経営理念の成文化が叶いました。
生まれて幼少時から現在に至るまでの人生の歴史を丁寧な質問で紐解いてくれました。この中の数々の出来事やターニングポイントを抽出して、正に生き様となるテーマをまとめてくれます。
マンツーマンで寄り添って一緒に考えてくれるプログラムは、何でも飾らず話すことができて、これを引き出してくれる癒やしのような感覚です。
数回に分けて、その人のペースに合わしてくれるのも有り難いです。個と個の中のミーティングで深堀される内容だからこそ、腹に落ちる理念の成文化ができたのだと思います。
そして更には未来の自分をワクワク想像できるレベルの使命(ミッション)をも見出すことが出来ました。
もちろん、その後も迷うことがありましたが根幹となる幹のような確信があるので、決して悪いことだとは感じていません。幹がしっかりできたので枝葉が揺れたっていいのでは思えるようになりました。
コースを受けることで、我が人生イコール経営という不離一体化を具現化できるもので、林なつ子さんは、これにおける心のサポーターといえます。
【カムサ(株)経営ビジョンマップ】
この経営理念作成のステップで最も大事なステップが、最初の『経営者軸』の確立です。
なぜなら、会社経営をする上で、まず第一に最も重要なのは、
経営者としてのあなた自身がぶれない軸を持っている事だからです。
自分の信念や使命は一体なのかを明確にする事で、
どんな危機や困難にぶち当たった時でも、理想に向かって挑戦し続けることができるようになります。
さらに、行動する上で周囲の価値観や常識に振り回される事なく
進むべき方向に沿った判断基準の基ができるようになる為、
この『経営者軸』の確立は、深く腑に落ちる経営理念を作成する上で、最も重要な位置づけとなっています。
『経営者軸』が確立すると、
その後の経営理念作成が、スムーズにできるようになったり、
自然と分かるようになってきたり、言葉の表現が浮かんでくるようになります。
なぜなら、今までモヤモヤしていた部分が解消されるからこそ、
自分自身で経営理念を生み出せすための思考の土台が構築されるからです。
実際お客さんからいただく声で、もっとも感動してくださっているのが、このステップなのです。
ですので、今回はそれを体感できる、ベーシックコースを作成しました。
ベーシックコースでは、『経営者軸』として、
経営者としての自分自身の軸を確立していただきます。
奥底にある情熱の元が一体何なのか、
自分の信念が何なのかを明確にする事によって、
経営者としての揺るぎない軸を明確にしていきます。
まずは、
ベーシックコースを受けられて、経営者軸を構築していきましょう。
[遠隔セッション形式]
遠隔セッションで、全国どこでも海外でも利用いただけます。
ZOOMという通話ソフトを使い、ご自宅のパソコンで画面共有を行いながらのセッションが可能です。画質・画面のクオリティが高く、対面の効果とほぼ変わりなく受けていただくことが可能です。ZOOMは、基本的にパソコンさえあれば無料で利用できますので、ご安心ください。
追伸
深く腑に落ちる!魂レベルの経営理念作成コースは、わたしが今まで取り組んできた事の中で、集大成ともいうべきものになっています。
なぜならどんな事をしても解決に至らなかった経営課題の根本的な原因の全てと言っていい部分は、本当の自分を知り、理念として統合する過程の中で、核心としてはっきり掴むことができるからです。
そして、何度もお伝えしたきたように、腑に落ちる経営理念をつくる上で、最も重要となる部分が、この「経営者としての自分自身の軸を明確にする」という所です。
今回ご案内する、経営理念作成コース ベーシックは、まさにその一番重要な部分を2時間に濃縮して体験いただけるもので、これまで受けていただい方の99%以上の方がご満足いただいており、自信をもっておすすめするものとなっています。
ですので、もし少しでも迷われる方は、まずは一度「深く腑に落ちる!魂レベルの経営理念作成コース ベーシック」を受けられることをおすすめします。
そのご決断をいただけたなら、期待いただく以上のものをご提供させていただく事をここでお約束します。
経営理念は、あなたの会社が中長期にわたって維持発展していく上で最も重要な指針であり、なくてはならない根幹の軸となります。その経営理念が、深く腑に落ちたものかそうでないかは、あなたの会社の未来の結果に大きく左右します。
この機会に是非ご検討くだされば幸いです。
A:
遠隔セッションでも対面とほぼ同じスタイルで行いますので効果は同じとなります。これまでも多くの方に遠隔でご利用いただいております。ただし、最終ステップの経営ビジョンマップ作成については八ヶ岳の拠点にお越しいただくか、もしくはそちらの現地へ出向き対面にて開催させていただく事を基本としています。現地で出向く場合や、交通費と会場費が発生する場合は会場費を別途頂戴いたしております。予めご了承ください。
A:
もちろん大丈夫です。過去に経営理念作ったけど、しっくりきていないのでもう一度見直したいという方が、このコースを多くの方が受けられます。今の理念と実際の経営にブレがあると感じられているのであれば、ご検討ください。
A:
自営業の方でも、もちろん大丈夫です。今後どんなお客様にどんな貢献をしていく事が使命なのかが明確になることで、商品やサービスのコンセプトの方向性が明確になり、共感者や本当のファンを得ることができるようになります。また、未来への方向性に対する迷いがなくなる事でビジネスが加速するなど、過去の成功事例も多くございます。自営業の方でも十分に価値を感じていただけるかと思います。
A:
まずは一度ご相談ください。現地までの交通費と会場の用意が必要な場合は会場費を別途で頂戴しております。また、日程についてはスケジュールの兼ね合いで調整させていただく為、すぐにお伺いできない場合もございますので予めご了承ください。
A:
事例に掲載されてない業種でも可能です。かなり特殊な業種の方でご心配される場合は別途お問い合わせいただけましたら幸いです。
この10年間で300社以上の経営者の理念・ミッション・ビジョン構築に関わり実現を推進。90%以上の支援経営者に対して理念浸透・新規事業立上げなどにより成長発展への支援を行う。現在までに作成したビジョンマップの社内外に対する浸透者は述べ20,000人以上にも及ぶ。
大学卒業後、広告販促業界に就職。大手スポーツクラブ業界、建築・不動産、サービス業を中心に他業種に渡る企画・デザインディレクターとして10年間勤務。顧客の要望やイメージをラフデザインにより視覚化し具体的な企画に落とし込むことで、広告宣伝における反響に寄与。クライアントから高評価をうける。
カフェ飲食店3店舗の店舗内装デザイン&広告のトータルプロデュースを手がけ、共同経営者という立ち位置でマネジメントも同時に行った事をきっかけに、2008年広告&空間デザイン事業にて起業。
しかしながら起業直後にリーマン・ショックにより業績が悪化し、社員のリストラを余儀なくされる。その悔しさと人生への不安と焦りで眠れない毎日を過ごす。それを機に自身の人生の目的とミッションを見つける事を決意。 その期限を3カ月と定め、壁に貼って自分をひたすら探求し続ける日々を過ごす。
【好きな事】【得意な事】【社会に提供できる事】を徹底的に考え続けた期限最終週のある日。 雷に打たれたような衝撃とともにインスピレーションが起こる。一生涯をかけて取り組むべき自分のミッションは、お客様の心底の夢の発見とその実現支援を行う事だと気づかされる。
発見したミッションを形にする為にマインドマップやカウンセリング技法を学びはじめる。2013年「デザイン思考」のプロフェッショナルである経営コンサルタントの松岡克政氏に師事。2014年には出口光氏より個性認識学を通じ天命の発見や一霊四魂を学び、ミッション・ビジョン発見の為の独自のプログラムを完成させ、事業を加速させる。
2015年には、マインドマップの開発者トニー・ブザン氏より直接師事をうけ、脳の構造に基づいた創造力・記憶力の真髄を学ぶ。そこで自らが描いたビジョンマップの賞賛を浴びる。
2017年に、たまたま訪れた蓼科との出会いが新たな転機となる。この地が醸し出す空気や大自然に触れることで、自らの心身が解放され、自分との境界線を越えていくような実体験をし、2020年名古屋から八ヶ岳に拠点を移す。
深く腑に落ちる経営理念づくりや、自身の経営理念である「人の可能性の開花」をさらに追求していきたいとの想いから、大自然の中で対話しながら自己の原点回帰から支援する「じぶんを気づき、じぶんを築く」というコンセプトを見出し、2021年KIKI八ヶ岳リトリートベースを立ち上げる。
自分の使命は「使命を持った経営者やリーダーをたくさんつくり、資本主義的な競争社会や利害の一致からくる提携ではなく、“使命”のつながりによるプロジェクト推進により進化共生する社会を支援していくこと」。“この人の役に立ちたい!”という想いが大きな原動力。 世界の架け橋となるプロジェクトを支援していくことで、すべての人の可能性が開花する未来を目指す。